ほうじ茶

 先日の記事でも触れたほうじ茶について少しご紹介したいと思います。
 茶葉を焙じることで緑茶に含まれるカフェインがほとんど失われるので乳幼児からお年寄りまで幅広い年代の方に楽しんでいただけますが、同様にビタミンCをはじめとするビタミン類も破壊されてしまうので栄養的に期待できるところは残念ながらあまりありません。
 何と言ってもさっぱりとした飲み口と、香ばしい風味が魅力といえると思います。また、どんなお菓子にも合わせやすいお茶なので私は好きです^_^

 ほうじ茶は市販品を買われることが多いかと思いますが、実は家で簡単に作れます。
  番茶あるいはお煎茶でも構いません、お家にある茶葉を焙烙(ほうろく)やフライパンで煎るだけです。封を開けてしばらく経ってしまったものなんかでも大丈夫です。
「焙烙(ほうろく)」です。茶葉だけでなく、胡麻や銀杏を煎るのにも使えます。
 焦げないように気をつけながら絶えず動かしているとだんだん香ばしい良い香りが辺りに漂い、茶葉の色も茶色くなってきます。あまり香りが強くなるまで煎ると苦味が強くなってしまうので加減に気をつけてみてください。好みのところまで焙じたら温めた急須に移しておきます。
 沸騰させて一呼吸おいたお湯(だいたい90°C〜くらい)を注ぐと“じゅっ”という音がしていかにも美味しそうです。
 たっぷり淹れて召し上がってください^_^

日本茶教室 松濤

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