スコーンとミルクティー

 イギリスには過去2回、半年ずつ住んだ経験があります。
 滞在中は意識してその土地のお茶菓子や郷土料理を食べるようにしていて、特にスコーンはとにかく良く食べました。
 ひとくちにスコーンと言ってもお店によって千差万別の表情があります。
 ゴツゴツした大きなパンみたいなものがゴロンと一つお皿にのっていたり。
 表面がつるりとした小ぶりのものがお上品に盛り付けられていたり。
 サクサクだったり、ふわふわだったり。
3日と空けず食べていたので、滞在最後の方では「どうして私は、この小麦粉とバターと卵と砂糖のかたまりを食べ続けて、しかも他に何も食べられなくなるくらい満腹になっているのだろう‥」と思いながら食べてました^_^;
スコーン、大好きなんですが何事も適量というものがありますね笑
 スコーンにはやはりミルクティーがよく合います。アッサムで淹れるのが定番かと思いますが、アールグレイ(柑橘系フレーバー)やキームン(スモーキーフレーバー)にミルクを加えてもとても美味しいです。
特にキームンのミルクティーは、スモーキーかつ、なめらかな風味がなんとも言えず艶っぽい印象です。
 時々、日本茶に合うスコーンは?と考えます。さくさくで軽く、きなこやお味噌、あんや胡麻。ジャムは柚子がいいかな?お饅頭みたいなものと考えれば、ふわふわのタイプもいいかも知れない‥などなど。
 考えは尽きません。
イギリス南東部のライという街のティールームのスコーンです。大きくてずっしり。
 紅茶とスコーンのセットを特に「クリームティー」と呼びます。

日本茶教室 松濤

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