赤坂には老舗の和菓子屋さんが数多くありますが今日はそのうちのひとつ、塩野で生菓子を購入して来ました。
今年は4月から10月までロンドンにいたので、こうした和菓子屋さんの生菓子をいただくのはおよそ9か月ぶりです。小さなガラスケースに並べられた可愛らしいお菓子にテンションも上がります^_^
和菓子に洋風の意匠を用いることはもはやすっかり珍しくありませんが、今は時期的にクリスマス、塩野でも「聖夜」という粉雪を思わせる白いきんとんに黄色い星、赤い実をあしらった生菓子が売られていました。こちらに載せようと思って買ったのですが、持ち帰る最中に潰れてしまい残念ながらインスタ映えならずでした笑(インスタじゃないですが)
時折「和菓子って小さいのに高い!」
という声を聞きますが、見た目の美しさ、手間のかけ方、食べたときの満足感などを考えると充分いやそれ以上の価値があるのではないかな、と思います。
「集 つどひ」と名付けられた生菓子です。南天でしょうか、赤い実と霜あるいは雪をまとった姿は限りなく和でありながらクリスマスという西洋のかおりも感じさせます。
お茶は、お煎茶を低めのお湯(60℃くらい)でゆっくり淹れたもの。旨味成分テアニンが充分に抽出され、玉露のような味わいが楽しめます。
二〜三煎目はちょっと熱めのお湯で苦渋味を引き出していただくのがおすすめです。
いつもと同じ茶葉でも、お湯の温度を変えるだけで様々な味わいが楽しめます。ぜひお試しください^_^
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