先日、イギリスの紅茶メーカーのパッケージのお話を少しだけしました。
日本では専門店だけでなくスーパーでもきちんとアルミ包装で真空パックされて売られているお茶が多く、さすが几帳面な国民性と感じます。
昔は200g単位で売っていた日本茶も、核家族化などの影響による消費量の減少に伴って100gで売られるようになって久しいですね。とはいえ最近では100gさえもなかなか飲みきるのは難しいかもしれません(一杯あたり3gと考えます)。出来れば量り売りで新鮮なうちに使い切るのがおすすめなのですが、茶葉を少しでも劣化させることなく美味しく保存できる方法を簡単にお伝えしたいと思います。
まずは、一週間から10日分くらいの茶葉をいつも使う茶筒に取り分けておきます。この茶筒は涼しく乾燥した場所に置いておきましょう。冷蔵庫は温度も明るさも安定しているので大変良いのですが出し入れすることで急な温度変化が起きてしまう恐れがありますし、庫内の臭いを吸着してしまう可能性があるのであまりおすすめは出来ません。
茶葉というのはものすごく周囲の臭いを取り込みやすいもので、それを利用して脱臭剤の代わりやオーブンの臭い消しなんかに使う方もいるくらいです。布の臭い消しで緑茶成分配合、と謳われているのはこうした効果が認められているからです。
袋に残った茶葉はまず臭いをシャットアウトするために袋をクリップで止めたらラップで包んだらそれをジップロックに入れて、さらに、密閉容器にしまう。くらいがよいかもしれません。茶筒のお茶が無くなったら、ここからまた茶筒に移していきましょう。これは冷蔵庫で保管しても大丈夫。結露には注意です。
また、 気をつけなければならないのは違う種類の茶葉を一緒に保管してはいけないということです。緑茶同士は大丈夫ですが、これにほうじ茶や番茶を同じジップロックに入れてはいけません。アールグレイなどフレーバーティーも避けてくださいね。
とはいえ、普段よく飲む番茶やほうじ茶の保管にここまで気を使うことはないかと思いますので、気楽に楽しんでください^_^
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