お茶を入れるのに必要なお道具は、極端に言うと「やかん(ポット)にお茶碗」だけで良いのではないかと思うのです。
急須でさえ、お茶碗を代わりに使えば美味しく入れることができます。
とはいえそれではあまりに大ざっぱ過ぎるし、美しさに欠けるところがあるし、何より淹れにくい。
ということでお道具の紹介を簡単に。
まずは右から。上の二つは普段使いの茶筒です。密閉ではないので、頻繁に飲むお茶をジップロックに入れてしまっておきます。茶筒に茶葉を直接入れることは、私の場合はほとんどありません。
右下は茶壺と茶さじです。
茶壺は、煎茶道をお稽古していた時に購入した錫のもの。こちらも密閉ではありませんが、錫は温度や湿度などの環境変化に強いので茶葉を直接保管しても比較的大丈夫と言われています。
茶さじは一さじ3g。これはどの茶さじでも同じですし、紅茶で使うティーメジャーも同様です。何もなければ家にあるティースプーンで大丈夫。あれも一さじ3gです。
ただ、茶葉の大きさにより少しずつ見た目の分量が変わります。ほうじ茶、茎茶など茶葉が大きなものを測るときは心持ち多めに、深蒸し茶など茶葉の小さいものは少なめに測るのがポイントです。
左はお稽古で使用していた「則子 そくし」というもので、これは竹で出来ていますが他にも塗りのものなどバリエーションもあります。竹のものは一見地味なのですが凸部分に色々な柄が彫られていてなかなか面白いです。
則子はサイズも様々で、茶壺の口を則子の内側の縁に沿わせながら目分量ではかっていきます。
お稽古用のものと普段用のものが混ざっていますが、もし興味がありましたら雑貨やさんなど覗いてみてください^_^
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