ひな祭りですね。この時期、桃色や若草色のお菓子が所狭しと並べられたお菓子屋さんのショーケースを覗くとウキウキしたような華やかな気分になるのは私だけではないはずです😄
3月3日は元々「上巳 じょうし」という厄除けの日であり、平安時代から続く風習だったそうで、
「香りの強いものを食べることで厄を払う」ということから草餅が食されていたということです。
現在のように、人形を飾り女の子の幸せを願う日になったのは江戸時代に入ってから。それでも「厄を払う」ためか草餅を用意する習慣は今も残っていますね。
久しぶりにお抹茶を点ててみました。
玉翠園のお抹茶、玉露で有名な福岡県八女のものです。手頃なお値段で美味しいので帰省の時に買ってきます。
お菓子は老松の「引千切(ひっちぎり)」。関西のひな祭りには欠かせないお菓子だそうです。お店によっては「あこや」や「いただき」とも言われます。何故「引千切」かというと、生地の端を千切っているため(左上にあるの、見えますか?)
老松のものは餡と小麦粉を練った「こなし」という関西で比較的よく見かける生地で、練り切りよりもちょっとコシがあるのが特徴です。よもぎが本当に香り高くて、春を感じさせてくれます。優しいピンク色のきんとんはあくまでも柔らかく、赤ちゃんが抱っこされているように愛らしい🥰
この写真を撮った後、息子がお抹茶をゴクゴクと飲み干し「あーおいしー!」と叫んだのを見てもう青汁にしか見えなくなってしまった3月3日ひな祭りでありました。男子は豪快だ 笑
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