大福茶 と 石川県 御朱印 辻占

2021年、今年一番初めの一煎は大福茶です。
大福茶は平安時代の京都に由来があると言われる風習。
その年一番初めに汲んだ若水で淹れるお茶で、結び昆布と梅干とともにいただきます。
関西を中心に現在に至るまで続いている風習ですが、
こうした縁起の良い「福茶」と呼ばれるお茶をいただく地域が全国に散見されます。

今日は、滋賀県朝宮の在来に昆布と梅を添えて。
お菓子は石川県小松・御朱印の「辻占」です。
藩主の前田家が茶道に精通していた影響で菓子文化がとりわけ豊かな地域である石川県では、
新年にいただくお菓子にも梅型の紅白最中「福梅」や
最中の皮の中に小さなおもちゃをしのばせた「福槌」といった伝統的な菓子が多く親しまれています。

今日の「辻占」はその一つで、米粉や最中の皮で作った生地の中に、
ことわざやちょっとした一言が書かれた小さな紙が入っているといういわゆるフォーチュンクッキーのようなお菓子。
というわけで、私も一つ選んで開けてみました。
うーん、なになに‥
「運勢盛で 商売 はんじょ」!! ですと😆!

今年も精進して参ります、何卒よろしくお願い申し上げます😌

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