天竜・栗崎園 新茶(荒茶)「しずおか新茶前線!あなたの推し茶見守りプラン」

「そふと研究室」はお茶に関するツアーやイベントも数多く手がけ、
お茶好き・静岡好きがワクワクするような情報をたくさん発信している静岡市の旅行会社。

2020年の春、私も教室の方達をお誘いしてそふと研究室主催のお茶ツアーに参加予定だったのですが、
コロナの影響によりやむなくキャンセルにしたのでした。

なかなか静岡を訪れることができないなか、今年に入り、こちらのホームページで見つけた
「しずおか新茶前線!あなたの推し茶見守りプラン」に申し込みました。

県内8ヶ所の個性的な茶園から好みの茶園を選ぶと、
摘み取りまでの様子を収めた2回の動画配信、できたての荒茶と仕上げ茶が送られてきて、
最後は生産者さんとzoomで新茶パーティー!という盛りだくさんの内容です。

先日申し込んだ3つの茶園のなかで一番手で届いたのは、
浜松市春野町 栗崎園 「やぶきた・かぶせ」の荒茶。

荒茶は水分が多く傷みやすいので、手に入れたらできるだけ早くいただくのがお約束。
おすすめの淹れかたにしたがって慎重にお湯の量や温度をはかり、いただきます。

仕上げ前のせいでしょうか?香ばしい「火香」がないかわりに「かぶせ」らしい、
少し湿った甘い香りが柔らかく広がります。
透明な美しい水色が、初夏のお日様が当たってキラキラ輝く若葉を連想させるのはこの時期のお茶ならではかもしれません。
初々しいお茶の風味にほっと心も和みます。

一番茶に向けて茶園の樹が成長していく様子を継続して見届けたり、できたての荒茶を試飲するなど、
遠くに住んでいるものにとってはなかなか難しいこと。
お茶ができる過程を「見守る」体験、特に複数の産地をこんなふうに見て回ることができるようになるとは、
コロナで自由が制限される状況にあって全く新しい体験のかたちであると思います。

生産者さま、そふと研究室さま。iPadのこちら側から、こっそり応援しています!

さて、私が選んだ推し茶はあと2つ!
荒茶、仕上げ茶、新茶パーティーと、ファンにとってはソワソワ落ち着かない日が続きます😆

日本茶教室 松濤

いつものお茶を、ちょっとだけ特別に。 神奈川県で日本茶教室をしています。ぜひお気軽にご参加ください。

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