旅行中には、その土地土地で昔から親しまれているお菓子を探すのが好きです。
例えば私が生まれ育った北海道では「べこ餅」や「ぱんじゅう」、「とうまん」。どれも安くて美味しい気軽な「ケ」のおやつです。「ハレ」のお菓子は先日も紹介した「口取り」でしょうか。
また、現在住んでいる神奈川では相模原〜橋本にかけて酒まんじゅうが親しまれているのだとか。そういえば以前この辺りをドライブしているとき酒まんじゅうのお店があったなあと思い出しました。もう夜も遅くてお店が閉まっていたのが残念です。箱根や小田原、鎌倉などにも色々ありそうで開拓するのが楽しみです。
図書館で見つけたこの「地元菓子」(新潮社 とんぼの本 2013年)という本は、全国各地のそんなお菓子を網羅しているとても面白い本。スーパーで売られているものから老舗のもの、洋菓子店から和菓子店、門前菓子まで様々なシーンで親しまれてきた地元のお菓子が紹介されており、地図にびっしり書き込まれたお菓子情報の詳細さに驚かされます。
読んでいるだけで旅行しているような気分になる、そんな本です。
今年はぜひ「お菓子の旅」、「お茶の旅」が出来たらいいなあと思っています^_^
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