ギャバロン茶

 実は札幌の玉翠園さんではもう一つお買い物をしていました。
 それは「ギャバロン茶」。
 え?カタカナ?っていう戸惑いも感じられますが 笑
 ギャバロン茶のギャバ(GABA)とは別名ガンマアミノ酪酸とも呼ばれ、血圧の上昇を抑える効果があることから毎日飲むことで高血圧を防ぐことができると言われています。また、リラックス効果も認められ(摂取する事でα波が出るらしいです)チョコレートなどのお菓子に加えて売られているのも時折見かけますね。
 ギャバロン茶はどのようにできるかというと何か特別な茶種があるわけではなく、摘採した茶葉を密閉して窒素ガスを空気と置換し無酸素状態のまま5時間ほど置いて作られます。そうすることで茶葉に含まれるグルタミン酸がGABA、ガンマアミノ酪酸に変化するということです。
 グルタミン酸は出汁などでよく知られるように「うまみ成分」ですから、これが別のものに変化するということはつまり茶葉のうまみが減ってしまうということになります。そのため「あまり美味しくない」と言われることがままあるようですが、これを飲んでいる主人は特にそういうことは言わないので人によるかもしれませんね^_^;
 今日のおやつは大分県の銘菓「ざびえる」にぐり茶を合わせて。ラムの風味豊かな白あんが、ぐり茶のまろやかな渋味によく合います。

日本茶教室 松濤

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