今日の一煎は、静岡県の木村園「なごみ つゆひかり」です。
「つゆひかり」は「静7132」と「あさつゆ」をかけ合わせて誕生した品種で、
「静岡茶業の光明となるように」と名付けられたそう。
病気や寒さにも強いため無農薬などの環境や人に優しい栽培が可能な上、収穫量も多い優良品種。
「あさつゆ」のまろやかさと「静7132」の豊かな香気を受け継いだ味わいは、消費者の間でも高い人気を誇っています。
明るい緑色の水色がきれいで、優しい味わい。
さあ、今年も本格的な新茶の季節がやってきます。
この時期になると気持ちが高鳴るのは、美味しいお茶をいただけるというだけでなく(もちろんそれもありますが)
季節を越え、まるで世界が命を吹き返したかのようにぐんぐんと鮮やかになっていく姿に心揺さぶられるからかもしれません。
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