2024.02.28 23:00お茶の旅〜冬の京都①【オンデマンドレッスン終了のご挨拶】お知らせしておりました通り、本日2月29日をもちまして動画を使った【オンデマンドレッスン】を終了とさせていただきます。今までのお申込み誠にありがとうございました!今後は対面レッスンでお会いできますことを楽しみにしております。どうぞお気軽にお問い合せください
2024.02.25 23:00烏龍茶 べにふうき と ロシアケーキ ローズ今日の一煎は、紅茶向け品種「べにふうき」を烏龍茶に仕立てたもの。べにふうきは一般的には紅茶向きの品種と言われていますが、今日のべにふうきは酸化発酵を軽めに止めることにより烏龍茶となります。味わい軽やかで、華やかな香りも素敵です✨毎年この季節になると「べにふうき」が花粉症対策として話題になりますが、この根拠である「メチル化カテキン」は紅茶にすると失われてしまいます。なので、花粉症対策として飲みたい場合は緑茶のべにふうきを選ばれるのがおすすめです。お菓子は、静岡県熱海「三木製菓」の「ロシアケーキ ローズ」。スコーンのようにしっとりほろりとしたソフトクッキーに、懐かしのドレンチェリー🍒!レトロで可愛らしい🥰
2024.02.24 23:003月対面レッスン 受付開始です25日になりましたので、3月の対面レッスンの受付を開始いたします。「期間限定対面レッスン」の内容につきましては3月1日(金)にこのブログにてご案内を開始しますのでもう少々お待ちください。3月の対面レッスンスケジュールは‥3月11日(月) 終日3月19日(火) 終日3月20日(水•祝)終日3月27日(水) 終日です!終日可能ですので、まずはお気軽にご相談ください😌「日本茶教室 松濤」のレッスンには「正座・お作法」は一切ありません☺️お気軽にどうぞ♪テーブルでやりますよー!サークル活動などのアクティビティにもぜひご活用ください。大...
2024.02.21 23:00お茶の旅〜冬の宇治②(前回の続きです)宇治橋まで戻り、今度は住宅街を進みます。七名園のひとつ「奥の山茶園」を擁する「堀井七茗園」さんが次の目的地です。堀井七茗園は宇治を代表する茶商さんの一つで、私が日本茶を勉強はじめた当時から伺ってみたいと念願していた憧れのお店です。そこでお店番をされていた1人の女性。成里乃さんです。まさかお会いできるとは!成里乃さんは堀井七茗園の娘さん。「奥の山茶園」で生まれた品種に彼女の名が付けられていることもあり、私のような一般のお茶ファンにも知られています。お茶をご馳走になりながら少しお話しをさせていただけて、緊張と嬉しさで挙動不審です😆京都の方が淹れてくださったお茶をいただく‥というのはよく考えてみると滅多にないことかもしれず(関東在住の私に...
2024.02.18 23:00三重県 かぶせ茶 と 石川県 うら田 どんつくつ今日の一煎は三重県のかぶせ茶。温めの一煎めと熱めの二煎めをミックスして重層的な味わいを目指します。玉露と煎茶のハイブリッドとも言われるかぶせ茶。玉露より軽快•煎茶より濃厚、といった味わいが魅力ですが、合わせるお菓子やシチュエーションなどによって玉露でも煎茶でもないどっちつかずのお茶になってしまうように感じた時は、今日のような一煎•二煎のミックスで味わいに厚みを持たせると飲みごたえが増すように感じます。お菓子は石川県 うら田「どんつくつ」。金沢の茶屋街に響くお座敷太鼓の音色を冠したお菓子。スタンダードなミルク饅頭かと思いきや、五郎島金時のとろりとした餡がスイートポテトのように濃厚!
2024.02.11 23:00日本茶 3種 と 北海道 ロイズ ピュアチョコレート 3種今日の一煎(三煎?)は三重県のかぶせ茶、静岡県の在来とほうじ茶の3種。先日知人のお宅でお茶会をさせていただいたのですが、今日はそのリハーサルバージョンです。合わせたお菓子は、ロイズのピュアチョコレート。ホワイト、スイート、エクストラビターの3種類のチョコレートと3種類の日本茶の組み合わせを楽しんでいただくイメージです。今回はカカオ分の違いによる食べ比べにしましたが、フルーツorナッツを使ったものでの食べ比べや、産地別の食べ比べなど色んな展開ができそうです☺️お茶会本番では「静7132」や「香駿」など春の気配を感じるような香り系の日本茶も召し上がっていただきました。ほんの微力ではありますが、ご友人との楽しい時間を過ごすお手伝いができていたら幸いです😌
2024.02.07 23:00ほうじ茶 カルダモン×シナモン と 高知県 ケンピバラエティ チーズ今日の一煎は、ほうじ茶にカルダモン×シナモンを加えたブレンドティーを濃いめに。ほうじ茶とスパイスは相性良し!茶葉の量を倍にして煮出し、砂糖とミルクを加えると美味しいほうじ茶チャイになります。お菓子は、高知県川西屋「ケンピバラエティ チーズ」。小麦粉生地を堅焼きした、日本で一番硬いお菓子とも言われている高知県の郷土菓子「ケンピ(=堅干)」のチーズ味です。確かにオリジナルのケンピは歯が立たないほど硬い😆この「チーズバージョン」も間違いなく硬いのですが、口の中で次第にほろほろと溶けていくような食感が良く、後を追ってチーズケーキを思わせるような甘じょっぱさが広がります😋
2024.02.04 23:00お茶の旅〜冬の黄檗コロナが明けて以来、ようやくちょこちょこと旅行に出たりするようになりましたので「お茶の旅」も少しずつまとめていきたいと思います。まずは直近、京都から京都府の宇治・黄檗は日本茶好きな人ならぜひ一度は訪れたいところ。茶産地であることはもちろんのこと、文化的・歴史的にも見るべきものがたくさんありますよね☺️私はといえば京都、特に宇治・黄檗はいわゆる観光旅行で訪れたことはあるものの記憶も曖昧だし残った写真も漫然としたものでした。そのため、お茶やお菓子についての歴史や文化にしっかりフォーカスした資料を作るために現地に行きたいとずっと思っていました。今回ちょうどいいタイミングがあったので、思い切って一人旅!朝早く東京駅を出て京都駅に着いたら奈良線に乗り換えて、一路...
2024.01.31 23:00うじみどり 熱めのお湯で と 日本橋 長門 うぐいす今日の一煎は、京都府の「うじみどり」。本来は玉露向きとされる品種で、抹茶に加工されることも多いほど旨みの強いお茶でありますが、今日はあえて熱めのお湯で淹れてさっぱりした渋みと香りをたのしみます。同じ茶葉でもお湯の温度により味わいがガラリと変わるのが日本茶の面白いところでもあり、難しいなあと感じるところです。お菓子は、日本橋 長門「うぐいす」。なめらかなこし餡に繊細な求肥、香ばしいきなこ‥一年ぶりのうぐいす餅が長門のもので嬉しい😋春の気配が、ここにも少しずつ☺️