静7132 と とらや イスパハン 求肥製

前回は、ほうじ茶のスパイスティーと、きんとん製のイスパハンを合わせて記事を書いたのですが、
もう一つのとらや×ピエール・エルメ・パリのコラボレーション「イスパハン 求肥製」
を日本茶「静7132」を合わせて今日の一煎にしたいと思います。

あざやかなマゼンタの求肥に、同じ色の氷餅をあしらっています。
氷餅はいわばお餅のフリーズドライで、厳冬期につくられる保存食です。
これを崩した様子がはかなげで美しく、和菓子に用いる場合はこれで「雪」を表現することが多いようですが
イスパハンの場合はやはり「バラの花びら」ですね🌹

求肥の中には、きんとんと同じくバラとライチの白餡が。
中心のフランボワーズは柔らかいジュレで、とろけるような口当たり。

お茶は「まちこ(静7132)」。
「やぶきた」と「印雑131」という紅茶向きの品種をかけあわせてつくられた品種で、
桜のような香りの「クマリン」という芳香成分が含まれたお茶です。
氷水と90℃のお湯で淹れて、香りを立たせつつ渋みを抑えた感じを目指しました。
「ふじかおり」や「そうふう」と言った少し重めの花の香りのお茶を選んでも良かったかなと思いましたが、
「まちこ(静7132)」の一歩下がってお菓子を引き立ててくれる奥ゆかしい感じもなかなかです。
ーーーーーーーお知らせですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

10月の対面レッスン「お茶とお菓子」のご案内です
換気や消毒など、できうる限りの感染症対策をとった上で行います。

テーマは「お茶とお菓子」


菓子は元々「果子」といわれ、果物のことを指していました。
不老不死の果物「トキジクノカグノコノミ」を探しに海の向こうの常世の国へ向かった
田道間守(たじまもり)の冒険から、日本のお菓子の歴史は始まります。
 
その後、茶の湯の発展や外国文化の流入などで和菓子の世界は大きく広がっていくと共に
人生の節目になくてはならないものとして人々の生活に寄り添ってきました。
 
今回は、そんなお茶と切っても切れない関係であるお菓子についてお話ししたいと思います。

【日 時】2020年10月31日(土) 11:00~12:00 
【場 所】CAFE&SPACE L.D.K.(カフェ アンド スペース エルディーケー)
     神奈川県川崎市麻生区栗平2-1-6
     小田急多摩線栗平駅 北口徒歩1分 「小田急マルシェ栗平」2階
【テーマ】 「お茶とお菓子」
【受講費】1,000円(個包装のお菓子と茶葉のサンプルつき)
お申し込みは、shoutoujapanesetea@gmail.com までお願いいたします。
(メールアドレスをコピーして宛名にペーストしてください)

締め切り 10月28日(水)


*お名前
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*当日も連絡が取れる携帯電話番号
*お子様ご同伴など特記事項があればお書きください

*お申し込みのメール後、こちらからの返信をもちましてお席の確保とさせていただきます。
お申し込みから3日以内にこちらからの返信がない場は、お手数ですがもう一度ホームページかgmailアドレスにお問い合わせください。

*ご参加の方へのお願い*
・ご本人及びご家族に体調不安の方がいらっしゃる場合は参加をご遠慮ください。 
 9月23日(水)までは キャンセル無料です。
・マスクの着用をお願いいたします
・手の消毒(こちらで用意いたします)など衛生面でのご協力をお願いいたします
*窓を開放して換気をしますので、羽織りものなどがあると安心です

日本茶教室 松濤

いつものお茶を、ちょっとだけ特別に。 神奈川県で日本茶教室をしています。ぜひお気軽にご参加ください。

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