お茶の旅〜冬の黄檗

コロナが明けて以来、ようやくちょこちょこと旅行に出たりするようになりましたので「お茶の旅」も少しずつまとめていきたいと思います。

まずは直近、京都から

京都府の宇治・黄檗は日本茶好きな人ならぜひ一度は訪れたいところ。茶産地であることはもちろんのこと、文化的・歴史的にも見るべきものがたくさんありますよね☺️

私はといえば京都、特に宇治・黄檗はいわゆる観光旅行で訪れたことはあるものの記憶も曖昧だし残った写真も漫然としたものでした。そのため、お茶やお菓子についての歴史や文化にしっかりフォーカスした資料を作るために現地に行きたいとずっと思っていました。

今回ちょうどいいタイミングがあったので、思い切って一人旅!

朝早く東京駅を出て京都駅に着いたら奈良線に乗り換えて、一路黄檗へ。
時々小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、傘はささずに回ることができました。

黄檗山萬福寺は日本に茶を伝えたとされる隠元禅師が開いた寺院で中国明朝様式で建てられた壮麗な建築群が素晴らしく、ここが日本であることを忘れてしまいそうになるほどです。
ランタンフェスティバルということで、隠元禅師の茶器もランタンに(写真下)
達磨大師像、駒蹄影園(こまのあしかげえん)碑、売茶翁を祀るお堂、茶具塚など、中国から日本に伝わってきた茶の歴史をなぞることができます。
これ以外にも写真をたくさん撮ることができました!それぞれの来歴やエピソードなど、今後のレッスンなどに生かせたらと思っています。

そろそろ黄檗を出発です。ここからJRで一駅、宇治に移動します。

(次回に続きます)


余談ですが、黄檗宗といえば精進料理である「普茶料理」がよく知られていて、お寺の周りには専門の料亭が、また、寺院内でもいただくことができます。いずれも数日前までの予約が必要だったりして条件があわず今回は見送りです‥うっかりしていたわ🥺

加えて黄檗には全国的にも有名なパン屋さん「たま木亭」があってぜひ行きたかったのですがあいにくの定休日😭

次回の旅では必ず行こう!という備忘録のために、ここに書き残しておきます😆


日本茶教室 松濤

いつものお茶を、ちょっとだけ特別に。 神奈川県で日本茶教室をしています。ぜひお気軽にご参加ください。

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