2023.02.27 02:00煎茶×クロモジとイチゴ と ににぎ りんごのどら焼き今日の一煎は、煎茶をベースにクロモジとイチゴをブレンドしたブレンドティー。クロモジにはリモネン、テルピネオール、リナロールなどが含まれ、お茶にすると爽やかで心地よい香りが漂います。イチゴはほんのり甘い風味が残る程度にブレンドしました。3月1日からご案内を開始する次回の期間限定レッスンでは、クロモジやいちごのほか春らしいフレーバーがたのしめるオリジナルブレンドティーの作り方をご紹介いたします。3月1日のブログもぜひご覧ください😌お菓子は、京都 ににぎ の「りんごのどら焼き」。写真ではちょっと見えにくいのですが、つぶあんに刻んだりんごの甘煮がよいアクセント。白餡にしても美味しそうですね!
2023.02.25 02:003月 対面レッスンスケジュール25日になりましたので、翌月の対面レッスンの受付を開始いたします!3月からはコロナ以前の通常のレッスン(お菓子のご提供など)を再開いたしますが、今のところマスクの着用はもうしばらく続けたく思っています。ご協力お願いいたします😌3月の対面レッスン可能日は‥3月9日(木)3月10日(金)3月13日(月)です!終日可能ですので、まずはお気軽にご相談ください😌
2023.02.23 02:00川根 はるみどり と 老松 梅一枝今日の一煎は、静岡県川根の煎茶。つちや農園の「はるみどり」という品種です。「はるみどり」はさまざまな産地や年のものをいただいたことがありますが、いずれもまろやかで優しい味わいという印象でした。しかしながら、つちや農園の「はるみどり」は繊細な雰囲気の中にもしっかりと一本芯が通ったような厚みが感じられてこれもまたとても魅力的!お菓子は京都 老松の薯蕷饅頭「梅一枝」。お芋の風味が豊かな老松のお饅頭です。スッと迷いなくはかれた一枝に、可愛らしい梅の羊羹が映えますね。ちなみにこれは少し前の写真です。和菓子は半月ごとに意匠が変わるので季節の移り変わりを感じられてとても楽しいのですが、追いかけるのも大変です😆
2023.02.20 02:00静岡県 藤枝かおり と ベトナム 五つ星ビスケット今日の一煎は、静岡県の「藤枝かおり」。煎茶です。外国人や若い人たちの嗜好を受けて、日本茶にも「花のような」香りを持つものに注目が集まっています。「香り」といってもフルーツやハーブをブレンドしたり、香料を使ったものでは無くお茶の葉そのものの香りを引き出したもの。「ふじかおり」もそんなお茶の一つで、このお茶の生まれ故郷である静岡県藤枝市で作られたものについては特に「藤枝かおり」と名付けられて販売されています。ちょっと重めのしっとりとした香りはジャスミンのよう。まったり過ごしたい夏の夕暮れのお供にしたいような、大人っぽいお茶です。お菓子は、ベトナムの「五つ星プラスビスケット」。先日、春節の横浜中華街を散策した時に中華・アジア食材のマーケットで見つけました。小...
2023.02.16 02:00壬生 手揉み茶 と 鶴屋吉信 福寿草今日の一煎は栃木県 壬生の煎茶。貴重な手揉み茶です。水色は淡いのですが味わいはしっかりとした旨みがあって、とても美味しい😋何度かお湯を注ぎ足してたのしめる、煎がきくお茶。お菓子は鶴屋吉信の「福寿草」。つぶあんを忍ばせたそぼろの色合いがとても微妙で、少しずつ温んでくる土の様子がとても繊細に表現されていて素敵です。1月下旬から2月にかけてはちょうどこの「福寿草」をモチーフにした上生菓子を多くの和菓子屋さんで見ることができます(なので、今の時期はもうお店に出ていないかも‥)それぞれに個性豊かな「福寿草」を作られているので「食べ比べ・見比べ」てみるのも楽しそうです😊「福寿草」に限らず、季節ごとにさまざまな意匠が出揃うのも和菓子の醍醐味であります。
2023.02.13 02:00やぶきた 棒ほうじ と鹿児島県 梅月堂 湯之元せんべい ショコラ今日の一煎は、やぶきたのくきほうじ茶。煎茶堂東京のものです。浅煎りで軽やか。さっぱりとしていて明るい水色が美しいのです。お菓子は、鹿児島県梅月堂の「湯之元せんべい」。限定品の「ショコラ」です。鹿児島県日置市の湯之元温泉郷で作られる「湯之元せんべい」はいわゆるたまご煎餅で、上にあしらわれている山椒の葉(大きい!)が特徴的です。限定品の「ショコラ」はしっかりとしたカカオの風味がたのしめて好印象!油脂を使っていないのでコクはあるのにしつこくなく、軽めの煎茶やほうじ茶にもよく合いました。
2023.02.09 02:00長崎県 蒸し製玉緑茶 と 老松 椿餅今日の一煎は、長崎県の蒸し製玉緑茶。大山製茶園のものです。濃度感のある緑色の水色が美しく、とろりとした口当たりは唯一無二と感じます。お菓子は、京都 老松の「椿餅」。こし餡を道明寺でくるんで美しい椿の葉で挟んでいます。老松のように道明寺を使うことが多いようですが、滑らかな餅生地やニッキなどで風味づけしたものも。日本で一番古いお菓子の一つである「椿餅」。源氏物語にも登場します。冬という最も厳しい季節に最も美しい姿を見せる凛々しい椿に思いをはせながら、いただきます。
2023.02.06 02:00宮崎県 釜炒り茶 と 神奈川県 華正樓 開口笑今日の一煎は、宮崎県の釜炒り茶。五ヶ瀬の一心園のものです。甘く香ばしい香りと明るい水色が特徴の釜炒り茶。こうした特徴を生み出す製法は15世紀頃に中国から伝わったもの‥とされるエピソードも、釜炒り茶の異国的な魅力を一層際立たせます。お菓子は横浜中華街の老舗 華正樓の中華菓子「開口笑(かいこうしょう)」。中華風ドーナツ、と形容されることの多い揚げ菓子で、パクっと割れた形がまるで笑った口元のよう、とのことで中華圏では縁起物として親しまれているとのこと。さっくりとした食感とゴマのアクセントがいいですね😋!