熟成本山茶 と 日本橋・長門 亥の子餅

今日の一煎は、静岡県の熟成本山茶。
「熟成」とは5月の新茶をひと夏のあいだ涼しく安定した環境でじっくり寝かせること。
静岡では徳川家康に献上するお茶を貯蔵した蔵が井川の大日峠に復元されており、
そこで熟成されたお茶は、秋の口切りまで厳重に管理されます。

まろやかで上品。とても自然でありながら端正な印象が残るような、そんな味わいです。

お菓子は、引き続き日本橋 長門の「亥の子餅」。
11月の亥の日に無病息災や子孫繁栄を願っていただく歳時菓子。
冬を迎える「炉開き」の時期のお菓子でもあります。

「亥の子餅」というとデザインも風味も多種多様(どれも可愛らしい!)。
そんななか、特に多いのは豆やきな粉・焼きごてなどで
亥の子の模様をあらわしたもののような気がするのですが
長門の「亥の子餅」はこし餡を包んだ求肥生地にすりごまをまぶした、まん丸のお餅です。

冬の足音を感じるお茶とお菓子の組み合わせ。
冬支度を急がねば〜😊

12月~2月のシーズナルレッスンは、「冬をたのしむブレンドティー」と
「冬のイベントをたのしむ日本茶」の2つ。

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日本茶教室 松濤

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