昨日「つゆひかり」をご紹介しましたが今日はそのお父さんである「あさつゆ」を淹れてみました。
「あさつゆ」は、静岡県生まれの品種で、現在は静岡の他にも西日本、特に鹿児島県頴娃(えい)地方などでも多く作られています。
とはいえ「あさつゆ」の生産量は茶葉全体の1%ほどであり(一位は「やぶきた」で70%超)非常に希少なお茶と言えますが、こうした希少性にもかかわらず近年「あさつゆ」は甘みと旨みが強いお茶として消費者に大変好まれています。
「天然玉露」「熱湯玉露」と呼ばれるほど甘み・旨みが強いのはあさつゆ独自の特徴というだけではなく、被覆栽培(摘採前に茶樹に覆いをかけて日光を遮ることで甘み旨み成分であるテアニンを凝縮させること)や茶葉を深蒸し(摘採直後に行う蒸熱と呼ばれる工程を長く行うことで茶葉の組織を壊して甘み旨みを引き出す)することが多いため、それも大きな要因になっているようです。
熱めのお湯でざっくり淹れても苦味が出にくいというのも、消費者にとって淹れやすいお茶といえます。
おやつは高幡不動の洋菓子店フジウのヌガーです。フジウはケーキがとっても美味しいですが焼き菓子も良いので、ケーキだけ買う!と決めて行ってもついつい色々目移りして買ってしまうのです^_^
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6月レッスン決定しました
6月のテーマは「お菓子と合わせたお茶を楽しむ」です。
6月16日は「和菓子の日」です。
菓子は元々「果子」といわれ、果物のことを指してちいました。
その後、茶の湯の発展や外国文化の流入などで和菓子の世界は大きく広がっていくと共に、人生の節目になくてはならないものとして人々の生活に寄り添ってきました。
今回は、お茶と切っても切れない関係であるお菓子について、その歴史や意味などについてお話しする予定です。レッスンの最後には、静岡の品種茶「おくひかり」をご自身で淹れていただき、お菓子の盛り合わせプレートとともにお楽しみください^_^
日時:6月25日(月)午前11時から12時30分まで
場所: 小田急多摩線「はるひ野」駅から徒歩5分のマンション多目的ルーム。
お申込みの方には詳しい道順をご連絡します。近隣にコインパーキングもありますのでご利用ください
持ち物: 筆記用具
受講費: 1,500円(茶葉のお土産つきです)
お申し込みは、shoutoujapanesetea@gmail.com までお願いいたします。締め切りは6月22日(金)です。
*お名前
*メールアドレス
*当日も連絡が取れる携帯電話番号
*お子様ご同伴など特記事項があばお書きください
*お申し込みのメール後、こちらからの返信をもちましてお席の確保とさせていただきます。お申し込みから3日以内にこちらからの返信がない場は、お手数ですがもう一度ホームページかgmailアドレスにお問い合わせください。
*6月22日(金)以降のキャンセルにつきましては恐れ入りますが材料費の実費をお支払いただきます。レジュメと
茶葉を後日郵送させていただきます。
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