2021.02.25 01:17【対面レッスン】再開のご案内お休みしていた【対面レッスン】を3月から再開いたします。今後も状況を見ながらの開催となっていくと思いますが、たのしいお茶時間になるよう安全にすすめてまいります😌3月のテーマは「産地を知ってたのしもう!関東地方のお茶」【日 時】3月13日・20日いずれかの土曜日の11:00~12:00 (日程はリクエストにより決まります。 ご希望の日がありましたら2月28日までにご連絡ください。 お申し込みは1名様〜4名様まで可能です)【レッスン料】1,500円(茶葉のサンプル付き)【場 所】CAFE & SPACE L.D.K. 神奈川県川崎市麻生区栗平2-1-6 小田急多摩...
2021.02.22 02:00出雲・さきみどり と あけぼの ・桜餅今日の一煎は出雲の「さきみどり 」。東京茶寮で購入した出雲精茶のものです。まろやかですが重ったるい甘さがなく、お茶らしい渋みが口の中で柔らかく広がります。お菓子はあけぼのの桜餅。よく知られているように、モチモチとしたクレープ生地の桜餅は関東風の「長命寺」、道明寺粉を使った粒感のある関西風のものは「道明寺」と呼ばれます。北前船の影響を受けたのか北海道は道明寺が優勢で、今でこそどちらのタイプも店先で見ることができますが私が子供の頃は桜餅といえば道明寺で、関東風の長命寺にそこはかとない憧れを抱いたものでした😆同じような逆転現象は島根県にもあり、道明寺が圧倒的な西日本においてほぼ唯一長命寺を食べる地域なのだとか。茶の湯を愛好した松平不昧公の影響など諸説あるよ...
2021.02.18 02:00動画『狭山「ふくみどり」と 初雁焼』をアップしました今日の一煎は、埼玉県入間の「ふくみどり」。入間市を中心に狭山市や所沢市などで作られたお茶を総称して「狭山茶」といいます。室町時代には「河越茶」と呼ばれ、大和や伊賀などと並ぶ茶どころの一つに挙げられるほどの歴史があり、甘みの中にしっかりとした渋みを持つ芯のある味わいが東国の人々に好まれました。今日は、一煎めを全て飲み切らないで少し残しておき、そのあと少しずつ湯温を上げながら二煎め、三煎めと継ぎ足すことで、茶葉の持つ「甘み」「うまみ」「渋み」を余すところなく引き出した重層的な味わいを目指したいと思います。
2021.02.15 02:00静岡・山の息吹 と 佐藤製菓 松露土曜日の地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。怖かったですね。余震の恐れもあるとのことで、どうか安全を第一に、お過ごしください。今日の一煎は、静岡県磐田市の「山の息吹」。こちらも東京茶寮で購入しました。緑色も鮮やかな浅蒸し。とはいうものの葉は結構細かいです。パッケージを開けると、ふわりと甘い香りが漂います。アミノ酸たっぷりでうまみが強いというのが第一印象ですが、意外とさらりといただけるのが嬉しい。お菓子は徳島県佐藤製菓の「松露」。砂糖衣に包まれた小さな餡のお菓子で、おやつの定番でもあります。「松の露」とはなんて美しい!と思っていましたが、実はキノコの名前が由来なのだとか。(画像検索してみました。なるほど‥トリュフみたい🍄🤔)こちらの...
2021.02.10 02:00狭山・ふくみどり と 亀屋・初雁焼3月のオンデマンドレッスンは「産地を知ってたのしもう!④〜関東地方のお茶」昨年、静岡・九州・近畿と続いた「産地を知る」シリーズのラストは関東地方!鎌倉以来の歴史を持ち「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」とうたわれた狭山茶をはじめ神奈川県の足柄茶・茨城県さしま茶など小規模ながら個性豊かなお茶の数々をご紹介します。【内容】① 限定公開動画アドレス(20分程度)② 資料(A4 4~5ページ程度)③ 茶葉のサンプル(煎茶ベース大福茶×2、ほうじ茶ベース大福茶×2) がセットになってご自宅の郵便受けに届きます2021年2月28日(日)締め切り2021年3月10日(水)頃発送予定ご自宅で、お好きな時間にゆっくりお茶時間をお楽しみください。・税込・送...
2021.02.08 02:003月レッスン「産地を知ってたのしもう!③関東地方のお茶」 ご案内です3月オンデマンドレッスンのご案内です。毎月、資料作りのためいろいろな論文や書籍を調べているとレッスンのテーマとは直接関係ない部分でめちゃくちゃ興味をそそられることが度々あるのですが(先月の和紅茶の時にはソ連・ロシアの食文化にはまりました)「関東地方のお茶」について調べた今回は、東国の歴史にはまってしまいそう🥰鎌倉や金沢文庫など、状況が落ち着いたらゆっくり観て回りたいものです‥😌3月 産地を知ってたのしもう!④〜関東地方のお茶昨年、静岡・九州・近畿と続いた「産地を知る」シリーズのラストは関東地方!「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われ、鎌倉以来の歴史を持つ狭山茶をはじめ、神奈川県足柄・茨城県猿島など小規模ながら個性豊かなお茶の数々を...
2021.02.01 02:00天竜・煎茶 と 豆政・福豆今日の一煎は、2月2日の節分に合わせた天竜の煎茶。その香ばしい香りが、煎った大豆とよく合う気がして大豆やきな粉を使ったお菓子があると天竜の出番になることが多いのです。静岡県の袋井市周辺では、節分に豆まき用の豆を三粒ほど茶釜に入れて沸かしたお湯で「福茶」を淹れる慣わしがあるそうです。このお湯を使い家族で集まってお茶を淹れるときに杓でこの豆をすくいあげた人がその年の幸運に恵まれるといわれています。もし豆の数が多すぎて食べきれなくても、このお茶を飲むと同じようにご利益があるのだとか。お菓子は、京都・豆政の「福豆」。「煎り大豆」と名物の「五色豆」がセットになり、小さな鬼のお面とお守りもついてくる、節分らしい商品です。