2022.02.25 02:00静岡 みなみさやか と ダロワイヨ マカロン今日の一煎は、静岡県のみなみさやか。みなみさやかは紅茶向けの品種で、その名のとおり南国・宮崎県生まれ。今日のみなみさやかは、少し青みが残る軽めの風味。水色に透明感があって輝くようにキレイです。お菓子はダロワイヨのマカロン。ひな祭りが近いので色合いを寄せてみました🎎心躍る組み合わせです💖
2022.02.21 02:00大山製茶園 蒸し製玉緑茶 と ささま 下萌今日の一煎は、長崎県・大山煎茶園の蒸し製玉緑茶。関東で一般的な煎茶の作り方というと、生の葉を蒸した後揉み込みながら乾燥させ針状に仕立てていくものですが、九州の「玉緑茶」は生葉を蒸した後も針状によることなく、機械を回転させながら乾燥させるため、その名の通り茶葉はぐりっと丸まった形になります。とはいえ蒸し時間の長い「深蒸し」であることも多いので葉は細かくなりがちで特徴的なぐりっとした形が分かりにくいこともあるのですが(中国伝来と言われる「釜炒り」の玉緑茶は比較的大ぶりの茶葉が多く、はっきりとその特徴が分かるかと思いますが、これはまた後日に😌)今日のお茶は一番茶のさらに若い葉を使っているとのこと、より緑が冴え、甘くてコクのある、九州の味わいが堪能しました。...
2022.02.18 02:00朝宮 煎茶 と 鶴屋八幡 雪うさぎ今日の一煎は、滋賀県の「朝宮茶」。宇治・川根・本山・狭山と並んで「日本五大銘茶」と言われる所以は、品質はもちろんのことその歴史にあります。朝宮地区の岩谷山に最澄が唐から持ち帰った茶の種を植えたと言われているのが805年。日本の茶栽培では最も古い時代になります。以来、朝宮茶は山間地の冷涼な気候を生かした高品質な茶産地として知られてきました。朝宮のお茶を淹れるたび、こうした歴史や気候が彼の地のお茶の柔らかく落ち着いた雰囲気を作り上げているのだと実感します。お菓子は鶴屋八幡の生菓子「雪うさぎ」。2月上旬までのお菓子でした。赤いおめめが可愛らしい真っ白な「月餅」と呼ばれる生地は鶴屋八幡独特のものだそう。求肥に近いですが、米粉を使った歯切れの良いものです。黄身あ...
2022.02.14 02:00アップルとシナモンのほうじ茶 イノダコーヒー アルトハイデル今日の一煎は、ほうじ茶にドライアップルとシナモンを加えたブレンドティー。甘酸っぱいりんごの香りがホッとさせてくれます。今日はベースにほうじ茶を使いましたが、和紅茶でも良いかもですね!今度やってみよう✊お菓子は、京都・イノダコーヒーの「アルトハイデル」。赤いさくらんぼのシロップ漬けや緑色のアンゼリカ。昭和の香りが残るような懐かしさを感じる具沢山のパウンドケーキです。生地が均一に滑らかで口溶けもよく、やはりとても美味しい。
2022.02.11 02:00三重県 かぶせ茶 と 鶴屋八幡 梅が枝今日の一煎は、三重県のかぶせ茶。マルシゲ清水製茶の「とびっきりかぶせ」です。かぶせ茶の一煎めは玉露のようにぬるめのお湯でじっくりと淹れるのが私自身の定番の淹れかたになっていたのですが、今日はしっかり熱めのお湯できゅっとしみるような淹れかたで。それでも渋みがほとんど出ることなく、濃厚なうまみがそのまま楽しめました。お菓子は、鶴屋八幡の「梅が枝」。可愛らしい白梅の花と、スッと引かれた梅枝の美しい緑色!こなし製の薄紅色の生地にとても映えています。ところで、梅が枝といって私が思い出すのは菅原道真公。京にある菅原道真公の屋敷の庭で毎年美しく早春を告げていた梅の木が、一夜のうちに太宰府に左遷された主人・道真公の元へ飛んでいったという「飛梅伝説」。また太宰府には、憔...
2022.02.07 02:00カルダモン&オレンジのほうじ茶ラテ と 長野県・開運堂 ウェストンビスケット今日の一煎は、市販のほうじ茶をさらに自宅で焙煎し直してカルダモンやオレンジピールなどとともに煮出し、フォームドミルクを加えたもの。スパイスだけでなくオレンジピールが加わることで少し面白い雰囲気になります。アールグレイの紅茶は必ずストレートでと思い込んでいたのですが、数年前、イギリスで初めて飲んだミルク入りのアールグレイティーの美味しさに目が覚めるような思いをしました。日本では考えられないくらいたっぷりのスモークサーモンが挟まったサンドイッチと、ミルク入りアールグレイティーは最高のランチでした🥪 また食べたい!お菓子はサンドイッチ‥ではなく、長野県松本市 開運堂の「ウェストンビスケット」。「上高地を再発見した」と言われ中部山岳の魅力を世界に紹介した、イ...
2022.02.04 02:00やぶきた 棒ほうじ茶 と 岡山県・ホトトギスファーム 米粉のブラウニー ほうじ茶今日の一煎は、煎茶堂東京の「やぶきた 棒ほうじ茶」。ほうじ加減がいい〜!と思ったら、遠赤外線を使って焙煎しているのだとか。ほうじ茶と一口に言ってもその味わいや風味は実に多彩ですよね。原料となるお茶の部位はもちろん、遠赤、ガス、炭火など熱源の違い、砂やセラミックボールを使ったり、焙煎の加減 などなど‥奥深いほうじ茶の世界、機会があればぜひ飲み比べしてみたいものです☺️立春も過ぎ、暦の上ではもうすぐ春!ではありますが、実際にはまだ肌寒い毎日。あつあつほうじ茶の出番はしばらく続きそうです。お菓子は、岡山県ホトトギスファームの米粉ブラウニー。ブラウニーを中心とした焼き菓子は全てグルテンフリーだそうです。今日はケシの実がのった「ほうじ茶」を選びました。私自身は普...