2019.03.29 03:22そうふう と 中村屋 にこたま 桜 暖かい日が増えてきて一気に春かと思いきや、関東は冬に逆戻りです。 今日の一煎は「そうふう」を選びました。ランやジャスミンを思わせる花のような香りが特徴と言われています。「そうふう」は「やぶきた」と「印雑131」のかけあわせで生まれた品種。一般に印雑のお茶は高めの湯温で淹れると香りが立ち上がりやすいと言われますが、高温すぎると渋みも出てしまうので特に一煎めは微妙な加減が必要に思います。 お菓子は新宿中村屋のお饅頭「にこたま」、期間限定の桜風味です。小さなお饅頭が二個で一包みになっていて、ちょっと甘いものをつまみたいときに良いですね。
2019.03.19 01:39ゆめわかば と 正観寺 松風 今日のお菓子は熊本県菊池市の銘菓「松風」です。 日本一「薄い」銘菓、と言われている通り、厚さはたったの1.2㎜しかありません。小麦粉と甜菜糖と玉子だけで焼かれた生地にケシの実が散りばめられて、小さな短冊形にカットされているとても繊細なお菓子。南北朝時代に京都から伝わってきたのだそうです。 京都の「松風」はお店によって円形だったり四角く切り出されていたりと形はまちまちですが、基本的には味噌風味で重みのあるしっかりとしたスポンジのような生地。ケシの実が散らしてあるのは菊池のものと共通していますが、形や味わいはだいぶん異なります。 正観寺 丸宝の松風は玉子のコクがかすかにありながらも優しい甘さで、パリパリ、サクサクと...
2019.03.18 02:05全国金花糖博覧会に行ってきました もう一ヶ月近くも前になってしまいましたが、先日2月24日、浅草公会堂展示ホールにて開催されていた全国金花糖博覧会「春を呼ぶお砂糖人形展」に行ってきました。 「金花糖」とは水で溶かした砂糖を煮詰めて木型に入れて固めて乾燥させた後に食紅で彩色した伝統菓子です。 金沢のものが有名で引き出物やお祝いの菓子として用いられていますが、佐賀県・長崎県を中心にした九州にも絢爛豪華な婚礼菓子として残っているそうです。また新潟県燕市では菅原道真を信仰する「天神講の菓子」として町おこしのPRに一役買っているように、人生の節目を祝い、あるいは信仰心の現れとして作られてきた歴史があります。 一方で昭和に入ると、くじ引きやゲームの景品など...
2019.03.13 02:06大塚製茶 #プレミアム大吟蒸 と イソップ製菓 あか巻 今日の一煎は、静岡県大塚製茶の「#プレミアム大吟蒸」。だいぎんじょう、かな。製茶するときに出る細かく砕けた葉をできる限り取り除いたお茶だそうです。これは茶袋の底の方にたまった小さな茶葉も入っているので少し濁りが出てしまいましたが、バランスの良い美味しいお茶だと思いました。甘みや旨みが強すぎないところが好きです。
2019.03.11 01:12THE MATCHA TOKYOに行ってきました ずっと気になっていたお店「THE MATCHA TOKYO」に行ってきました。若者の街・原宿です 笑日本茶ブームが続いて、最近は若い世代や外国人観光客に向けたよりモダンでクリーンなイメージのお店がたくさんあります。みんなセンス良くってうらやましい。
2019.03.09 00:374月レッスンのご案内 4月レッスンの日程が決まりましたのでご案内いたします。 また、参加希望のメールをくださった方で、いまだにこちらからの返信がない希望者の方はいま一度ご連絡いただければと思います。お手数おかけして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
2019.03.06 07:393月レッスン ありがとうございました 本日、3月レッスン「お茶をたのしむ基本のおはなし」開催いたしました。 玉露、煎茶、ほうじ茶それぞれのお茶に合った基本的な淹れ方をご説明しながら試飲していただきました。 最後は差し入れで頂いた白金 GAZTA(ガスタ)のチーズケーキをいただきながら賑やかなお茶タイム( ´∀`)!今日も楽しいひと時となりました。ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました!
2019.03.03 00:44玉翠園 抹茶 と老松 引千切 ひな祭りですね。この時期、桃色や若草色のお菓子が所狭しと並べられたお菓子屋さんのショーケースを覗くとウキウキしたような華やかな気分になるのは私だけではないはずです😄 3月3日は元々「上巳 じょうし」という厄除けの日であり、平安時代から続く風習だったそうで、「香りの強いものを食べることで厄を払う」ということから草餅が食されていたということです。 現在のように、人形を飾り女の子の幸せを願う日になったのは江戸時代に入ってから。それでも「厄を払う」ためか草餅を用意する習慣は今も残っていますね。