2022.04.28 02:00三重県 かぶせ茶 と 富山県 丸米製菓 昆布あられ今日の一煎は、三重県のかぶせ茶。いつもの「とびっきりかぶせ」です。曇り空が続いているうえ、少し肌寒いくらいだったのでほんの少しのお湯でぬるめに淹れた一煎めと、熱いお湯でたっぷり淹れた二煎めをブレンドしていただきます。こうすると、一煎めの旨みと二煎めのシャッキリとした味わいが重なりあい厚みのある一杯に(なるはず)。身体もあたたまります😌お菓子は、富山県の丸米製菓「昆布あられ」。刻んだお昆布が練り込まれた、一粒サイズの食べやすいあられです。味付けは昆布パウダーと食塩のみとのこと。シンプルで美味しい!これはあとを引きます‥😋
2022.04.25 02:00蒸し製玉緑茶の炭酸水出し モヒート風今日の一煎は、蒸し製玉緑茶の炭酸水出しを、ミントとフルーツたっぷりのモヒート風に仕立てたもの。炭酸水出しはとても簡単。開封したペットボトルに直接茶葉を加え、一晩程度冷蔵庫に置いておくだけです。ただ、出来上がったお茶を飲もうと再び開封した時にめっちゃめちゃに吹き出すことがあるので注意が必要です😭ゆっくり慎重に開けてくださいませ😭関東は今日、久しぶりに気持ちよく晴れ渡った青空。お茶のさわやかな風味をまとったしゅわしゅわをたのしむのに打ってつけの日です。こちらのドリンクは、下にご紹介している3~5月の期間限定レッスン「春をたのしむお茶時間」で詳しいレシピなどをご紹介しています。この蒸し製玉緑茶の炭酸水出しのほかにも、スタンダードなお茶の楽しみ方からアレン...
2022.04.21 02:00つゆひかり 大山 と 豊島屋 鳩サブレー今日の一煎は「つゆひかり 大山」。深蒸し茶で、煎茶道東京のものです。煎茶道東京のサブスクで何度かいただいたことがあるのですが、今回は今までとはかなり違った印象を受けました👀驚いたのはアッサムのようなモルティーな風味!香ばしく力強いのに味わいはまろやかで、飲みやすいのです。これは私自身の記憶力や淹れ方が原因なのか、その年のお茶の出来が変わったのか定かではないのですがとにかく、まろやかでありながら、しっかりとしたコクのある香ばしさがとても魅力的なお茶。熱めの湯温で濃いめに淹れたのは正解でした!お菓子は神奈川県豊島屋の「鳩サブレー」。定番中の定番ですが、なんだか時々無性に食べたくなってしまいます。しみじみ美味しいですよね。今は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の...
2022.04.18 02:00静岡県 ほうじ茶 エスプレッソ風 と 村上 加賀棒茶 わり氷今日の一煎は、ほうじ茶を少量のお湯で淹れるエスプレッソ風。いつもは茎の部分を使ったほうじ茶で淹れることが多いのですが、今回は葉の部分を焙煎したものを使ってみました。日ごろ美味しくいただいているはずの、いつものほうじ茶。今回のはあまりコクが感じられなく、また焙煎香が強すぎるようにも‥。どうしてでしょうか?一般にほうじ茶、特に葉の部分を焙煎したものは多めの熱いお湯でさっと淹れるとさっぱりとした味わいと香ばしい香りが楽しめると言われます。一方、茎の部分には甘みや旨みが多く含まれているので、焙煎したものを高温でさっと淹れても、葉と比べてコクや甘みをより強く感じます。これは少量のお湯で淹れても同様で、今日のようにエスプレッソ風にしてもとても良く合います。同じほう...
2022.04.14 02:00鹿児島県 CA278 と 鼓月 爽々今日の一煎は、鹿児島県の「CA278(しーえーにーななはち)」の深蒸しです。ツンと鼻をくすぐるのは、少しスパイシーな柑橘系の果皮の香り。ほろ苦さを感じる青っぽい香りが爽やかで、深蒸しではありますがさっぱりとした味わいです。お菓子は、京都 鼓月の「爽々」。前回の「紅りんご」のシリーズです。餡に混ぜ込まれたレモンピールのシロップ煮!柔らかいながらもしっかりとした歯応えが絶妙で、風味が良く、爽やか。同じシリーズの「紅りんご」にも言えるかもしれませんが、あえて「あんこっぽさ」を感じさせないようにつくられているのかな?というような印象を受けました。関東はここ数日、このお茶とお菓子にぴったりな夏のようなお天気だったのに、季節が逆戻りしてしまいました。関東に限らず、...
2022.04.11 02:00静岡県 香駿 と 鼓月 紅りんご今日の一煎は、静岡県の「香駿」。「香駿」は爽やかな花の香りを持つ日本茶のひとつ。この「香駿」をはじめ「花の香りを持つ」と形容される日本茶はいくつもあります。品種の特徴的に華やかな香りが出やすいせいなのか、こうした香り系のお茶には「印雑131」のような紅茶向けのアッサム種の血を引くものが多く見られますが「香駿」は日本の品種(中国種)どうしの掛け合わせで生まれました。ちなみに、「香駿」の母である「くらさわ」の試験場での系統番号は「静7111」。 前回ご紹介した「静7132」は、同じ「やぶきた」を母に持つ異父きょうだいになります。そんな、さわやかな花やハーブの様な香りをまとっている「香駿」。今回は少し熱めのお湯で香りを立たせて、すっきりといただきま...
2022.04.08 02:00静岡県「静7132」のシャルロッカ風期間限定レッスン「春をたのしむお茶時間」からのご紹介です。今日の一煎は、静岡県「静7132」を使ったシャルロッカ風。「静7132」、少し不思議な名前ですが芳香成分「クマリン」由来の「桜餅のような香り」が春らしい品種です。今日はこの「静7132」を使ったモクテルアレンジを。ヒントになるのは、ポーランドの蒸留酒「ズブロッカ」。静7132と同じようにクマリンを含むことで、桜餅の香りがする不思議なお酒です。このズブロッカにアップルジュースを加えたカクテルが「シャルロッカ」。今回は、日本茶にりんごをブレンドしてさわやかでスイートなノンアルコールカクテルに。お酒がお好きな方は、ぜひズブロッカを加えてお召し上がりくださいね🍸こちらの詳しいレシピは3~5月期間限定レ...
2022.04.04 02:00蒸し製玉緑茶 冷茶 と 白水堂 かすてら巻きスティック今日の一煎は、長崎県 大山製茶園の蒸し製玉緑茶。氷で急冷した冷茶です。冷たい雨が続く関東ですが、ひんやりとした冷茶が美味しく感じられる季節ももうくすぐでしょうか。お菓子は、長崎市白水堂の「かすてら巻きスティック」。五三焼のカステラを、薄いどら焼きの皮でスティック状に巻いたものです。味の良さはもちろんのこと、手がべたつかず切り分けるのも楽ちんなのに驚き👀そのままぱくっと食べることもできますし、予想以上に良かったです😆ところで、カステラのパッケージなどに時々見られる「五三焼」という言葉。材料の比率を表している、というのが定説になっているようです。小麦粉の量を抑え、砂糖と卵黄の分量を増やした贅沢なカステラ生地は扱いがとても難しく、上手に焼き上げる職人さん...