2021.10

今日の一煎は、静岡県本山・森内茶農園さんの「ゆめするが」。名前のとおり静岡生まれの「ゆめするが」は、穏やかでやさしい香りと味わい。お菓子は、川崎市の名刹・川崎大師の名物である「だるま」をかたどった「だるま煎餅」。定番から変わり種まで数種類が揃っている中で、私はザラメとゴマを購入しました。厚みのある見た目からはちょっと想像できなかったのですが、軽めのサクサクとした歯触りが良くて、食べやすい🍘！お茶はもう少しパンチのあるものを選んでも良かったかもですが、秋の午後をゆるゆると過ごすにはぴったりの組み合わせかもしれません😊川崎大師のだるまは、江戸時代、疫病を遠ざけるために作られたのが始まりなんだとか。少しづつ明るい兆しが見えているようなこの頃。不安もありま...
今日の一煎は、静岡県のやぶきた。涼しくなってきたせいかしっかりとした味わいのお茶がいただきたくなってきました。茶葉多め、お湯少なめでこっくりと。以前静岡の生産者さんの茶工場でいただいたお茶は、下の写真よりももっと少ないお湯で、まるで玉露のように淹れる濃厚なものでした。たしかにこうすると、お茶の味がしっかりと分かって満足度も高い！そんな、生産地ならではの贅沢ないただき方を真似するのがこのところのマイブームです😋さて、本日10月18日は「十三夜」。先月の十五夜に続き、この日にもお月見をする習慣があります。というわけで、お菓子は成城学園にある「成城散歩」の「うさぎ饅頭」。先月の中秋の名月では日本橋屋長兵衛のうさぎ饅頭をいただきましたが、同じうさぎの意匠でも...
今日の一煎は、ほうじ茶にシナモンを添えて少し秋らしく。季節外れの暑い日が続いて夏疲れ再び？の関東ではありますが、そろそろ、あつーいお湯で淹れるほうじ茶や京番茶が恋しくなってくる頃。濃いめに淹れてお好みのスパイスや甘みを加えると目先が変わって美味しいのです😋お菓子は横浜・しげたの「栗ひろい」。秋限定のお菓子だそうです。小ぶりだけれどずっしりと食べ応えのあるスイートポテトには和菓子屋さんには珍しく、クリームとバターが使われていてこっくりとした味わい。その上にはごろんと渋皮つきの栗の甘露煮が🌰！思わず笑顔になってしまうような、嬉しい秋のおやつでした。
今日の一煎は、静岡県・本山　森内茶農園さんの「やぶきた」です。先日、そふと研究室さんの秋のオンラインセミナーに参加しました。20種類もの品種茶を栽培されているという森内さんのセミナーに参加して、品種茶のテイスティングに挑戦しました。森内さんのやぶきたは、火入れを少し強めにされているとのこと。気さくでキリッとした「男前」のお茶、という印象でとても気に入りました😋お菓子は、横浜・長者町しげた　の「久良岐」。「久良岐」とは古墳時代から続く地名で、主に現在の横浜市中区から磯子区を中心にした一帯を指すのだそう。現在でも公園や能舞台などの名前に残っているようです。刻んだ栗が入ったこし餡を、柔らかい生地でぱたんと二つに折り畳んだお菓子「久良岐」はいまのお洒落な「ヨ...